Sundy Candy

渦巻きキャンディーは1年の比喩。

縁が一月、縞模様一つが一週間。

白を舐めたら、今度はピンク。

交互に欲しくなるだろ。

そうやって、歳月は過ぎていく。

まるでランニング・ホイールの中のハムスター。

飢餓のロバの視線にちらつく坂の上の人参。

全ては「苦役」を麻痺させるため。

全ては「痛み」を忘却させるため。