芸術家の庇護者

芸術家はその才能のみで生きてゆけない。

やりたくない仕事、「サイド・ビジネス」をやらなければやっていけない。

モーツァルトは出来の悪い貴族の子の音楽教師、

ダ・ヴィンチは兵器や戦術などの戦争プラン、

漱石は日本の西欧化をすすめる教師、

鴎外は軍隊の医者、

マタ・ハリは諜報活動、

ジョン・レノンは金切り声のティーンにウケるポップスの音楽家…

レノンが殺害された,その数時間内に、二人の女性の芸術家が彼のそばにいた。

出来損ないレポート

1960年代半ばに生まれた人間はある種の節目にさしかかってみえる。

それ以前は異常なオーラに彩られた経歴の持ち主が多い。

一説には大量の核実験による一種の放射能汚染障害、Nuke Babys だ。

サンプルとしてあげられるのが、ロック・スター、布袋寅泰、アイドル・スター、松田聖子、シリアル・スター、宮﨑勤、カルト・スター、上祐史浩だ。

それ以後は、地道に努力重ねている(と思わせる)堅実な「イメージ」によって指示される人間が多い。

「堅実」は所詮、芝居であるが故、本心との葛藤を常にはらんでおり、その結果、自殺者が多い。

60年代半ばの谷間の極めて狭い範囲の世代は、欧米列強や共産主義に脅され危機感を持つことも無く、つまり、坂の上に雲があったとて、その雲に向かって走るなど、馬鹿馬鹿しく、あるいはかっこ悪く思い、それほど人生に不都合があるわけでもないので、頂点などというものは、最初から目指しはしない。

支配者層からは、極めて扱いやすく、上出来の「家畜人間」。

facebookのタイムライン機能は個人のタイムラインを記録するサービスだ。

弁証法的に、人生のタイムラインと同時進行の世界の動きをまとめるというのは、支配者層から求められた「あるべき姿」になるべく矯正された「洗脳」がどのようなものなのかを知る手がかりに成りかも知れない。

どんな洗脳の類いが押し寄せたのか…。

モルモット自らによるが極めて有益な洗脳結果をリポート。

お腹を開いたラットが肝臓を指しながら「この辺りが畜民化政策娯楽アニメの成果が出ています」と指し示す。

世界は奇妙な可能性に満ちている。